特色ある教育活動
KINABALU JAPANESE SCHOOLで学んだことは、教室内にとどまらず外の世界でも活用できる力になります。信頼できる仲間と共に生活しながら、毎日が将来の成長へと結びつく新たな学習機会に恵まれています。
・学年・学部を越えた、縦のつながりのある仲間づくり
・豊かな自然・多様な文化を活かした体験活動
・国際交流
・豊かに自分を表現する力の育成
令和6年度 学校生活のようす
体験入学ありがとうございました!
先週から本校に体験入学に来ていたお子さんの体験期間が本日をもって終了となりました。
毎年何度も行っている体験入学ですから、在校生にとっては、新しいお友達を受け入れるのはお手のものです。自分たちもかつて同じ立場だったからこそ、優しくできることもあるのかもしれません。今回は特に、幼稚園生のお子さんでしたから、可愛くてしょうがない!という感じで毎日接していたように見えます。
今回の体験入学を経て、体験をされたお子さんはもちろんのこと、在校生にとっても大きな経験となりました。
これからも体験入学生が来ますが、みんなで明るく迎えてあげたいですね。
今までありがとうJelimin!
本日をもって、長らく本校のバスドライバーを務めてくれたローカルスタッフとお別れすることになってしまいました。バスの運転だけでなく、休み時間には一緒にサッカーをしてくれたり、学校敷地内の物品に不具合が生じたときには、すぐに直してくれたりと、多方面に渡ってKJSを支えてくれた最高の仲間でした。そんなこれまでの感謝とこれからの益々の発展を願って、1時間目は学校全体でお別れ会を催しました。保護者の方々にもお越しいただき、みんなでゲームをしたり歌を歌ったりと、心温まる会になりました。企画してくれた総務委員のみなさん、ありがとうございます!お別れは悲しいけれど、最後はお互い笑顔で手を振ることができて良かったです!
学習発表会!!
土曜日に、学習発表会が開かれました!本校の学習発表会には保護者の皆様だけでなく、関りのある地元の学校の方々や日本人会の皆様、ならびにそのお友達も招待して大勢のお客さんにご参会いただくのが通例となっています。
子どもたちはこれまでの練習の成果を十二分に発揮し、最高のパフォーマンスを披露していました。どの演目の発表後も、満足した表情が浮かんでいました。とりわけ最後の合唱曲『Believe』は、気持ちのこもった素晴らしい歌声を披露することができました。会場にいた方々も涙していたほどです。
当日だけでなく、これまでの取組にこそ価値がある行事となりました。最高の仲間たちと大成功を収めることができたこと、大変すばらしかったです!!
みそ汁試食会
本日のお昼ご飯に、子どもたち&職員にお味噌汁が振舞われました。作ってくださったのは、本校職員の配偶者の皆様です。子どもたちの栄養や体調管理を考えて、たくさんの具材を入れてくださいました。汁物があるだけで食卓が華やかになるものです。作っていただいたものなら、なおのこと!
子どもたちは大変喜びながら、何杯もおかわりしている子もいました。
学校全体がお味噌汁の香りと共に、幸せに包まれたお昼時となりました。
リハーサルを終えて
水曜日の記事にも書いた通り、本日は最初で最後の学習発表会リハーサルの日でした。朝から会場へ向かい、お昼ご飯も向こうで食べるなど、一日を通して本番に向けた練習を行いました。
どの教科の演目も一通り通しでやってみましたが、やはり勝手知ったる学校の教室や特別室で行ってきたものとは一味も二味も違い、子どもたちは感覚を掴むのに苦労していた様子でした。とはいえ、このままでは練習通りの力が発揮できない。と分かったことこそが、今日の成果ともいえます。幸い本番までまだ一週間ありますので、今日の反省を生かして最後のスパートをかけていきたいですね!最後の最後まで、みんなでHUSTLE!発スル!
金曜日はリハーサルです!
学習発表会の取組も佳境を迎え、いよいよ明後日金曜日はリハーサルの日となりました。KJSの学習発表会は、会場を借りて学校外で行いますので、本番と同じように練習ができるのは金曜日が最初で最後です。立ち位置や声の通り方など、その場でしか分からないこともたくさんあるので、有意義なリハーサルを行いたいですね!
練習の疲れからか、本日は上の学年になればなるほど表情に疲労の影が見られました。明日は現地の祝日なのでお休みです。金曜日さらには来週の本番に備えて、しっかりと休んでリフレッシュしてきてほしいと思います!
音楽朝会がありました
本日の朝は音楽朝会を行い、学習発表会で歌う『Belive』の練習を行いました。日本でも有名な合唱曲である『Belive』ですが、今年度歌うのはこれで2回目です。一度目は一学期に行った自然体験学習で【CFFM】の子どもたちと一緒に歌いました。そのときに、先方の施設でマレー語の歌詞を教えてもらったので、二度目となる今回は、一番の歌詞をマレー語で歌うことにしました。異文化を享受し、その文化に浸るという経験を、歌を通してできるのは非常に素敵なことです。まだマレー語はうろ覚えなところもありますので、2週間後の本番までにしっかりと歌詞を覚えて、素晴らしい歌声を響かせてほしいと思います!
音楽朝会がありました
本日の朝は音楽朝会を行い、学習発表会で歌う『Belive』の練習を行いました。日本でも有名な合唱曲である『Belive』ですが、今年度歌うのはこれで2回目です。一度目は一学期に行った自然体験学習で【CFFM】の子どもたちと一緒に歌いました。そのときに、先方の施設でマレー語の歌詞を教えてもらったので、二度目となる今回は、一番の歌詞をマレー語で歌うことにしました。異文化を享受し、その文化に浸るという経験を、歌を通してできるのは非常に素敵なことです。まだマレー語はうろ覚えなところもありますので、2週間後の本番までにしっかりと歌詞を覚えて、素晴らしい歌声を響かせてほしいと思います!
SIKK(インドネシア学校)へ訪問しました!
本日、低学年の子どもたちは地元のインドネシア人学校“SIKK”(SEKOLAH INDONESIA KOTA KINABALU)で開催された国際文化キャンプに招待されました。二校間の交流は毎年恒例となっているもので、今年度はKJSが訪問する年でした。
子どもたちは、午前中いっぱい盛大なおもてなしを受けたようで、 Saman danceと呼ばれる、伝統的なシンクロダンスを一緒に踊ったり、 Batik(ろうけつ染め技法)体験を楽しんだり、Angklungという竹製の楽器を一緒に演奏したりしたようです。さらには、マレーの伝統的なゲームも楽しませてもらったようで、学校に帰ってきたときには、どの子も満足いっぱいの表情をしていました。日本人学校らしい、非常に素敵な経験ができたようです。
(本記事は、ローカルスタッフが書いてくれました。せっかくなので原文も下に載せたいと思います。)
Our school was invited to the International Cultural Camp at Sekolah Indonesia Kota Kinabalu on October 24, 2024.
Our 7 students from grades 2 to 4 took part in a coaching session from 09:30 to 12:00, where they learned:
- Saman dance (synchronized dance from Aceh)
- Batik (wax-resist fabric dyeing)
- Angklung (bamboo musical instrument)
- Gamelan (ensemble of traditional instruments)
- Traditional games (classic Indonesian games)
計算力テスト・漢字力テスト表彰
本日の全校朝会の中で、先週行われた漢字力・計算力テストの表彰を行いました。今回は学習発表会の準備最中ということで、子どもたちにとっては、思うように勉強ができなかった面もあったのかもしれませんが、合格賞・満点賞共に多くの子が受賞をしていました。
2024年の漢字力・計算力テストは残り一度です。最後の一回も頑張ってほしいです!
英語劇に向けて
今年度の小学5年生~中学3年生による英語劇は、自分たちで創作した『アラジン』を行うようです。脚本から大道具づくり、さらにはキャスティングやダンス指導なども全て自分たちの手で作り上げる気合の入りようで、休み時間も使って、毎日準備に励んでいます。KJSの掲げる“発スル!HUSTLE!”の通り、自分たちの力を最大限発揮して、高学年らしさを発信してほしいと思います!
もちろん、英語劇だけでなく、それぞれの教科発表の準備も順調に進んでいます。学習発表会まで残り3週間、体調に気を付けながら頑張ってほしいと思います!
今月も漢字力&計算力テスト!
毎月恒例、漢字力&計算力テストの週となりました。本日は火曜日ですので漢字力テストの日です!80点以上の合格賞、100点の満点賞を目指してどの子も頑張っていました。明後日の計算力テストも頑張ってほしいです。
来月の漢字力テストから、これまでのテストではなく漢字検定を受験するようになります。日ごろから漢字に前向きに取り組んで、ぜひとも全員合格を目指してほしいと思います。
毎日身体を動かしています!
学習発表会の取組が忙しくても、身体を動かすことは継続して行っています。最近では主に朝のトレーニングと昼休みの全校遊びが、一番の体を動かす時間となっています。マレーシアでは午前中天気が良くても、午後から急に雨が降ることが日常茶飯事なので、運動機会は大事にしていきたいです🎵
毎日身体を動かしています!
学習発表会の取組が忙しくても、身体を動かすことは継続して行っています。最近では主に朝のトレーニングと昼休みの全校遊びが、一番の体を動かす時間となっています。マレーシアでは午前中天気が良くても、午後から急に雨が降ることが日常茶飯事なので、運動機会は大事にしていきたいです🎵
今日は音楽発表に向けた全校練習を行いました!
今週から始まった学習発表会特別時間割。本日は音楽発表に向けた練習の取組をご紹介いたします。
音楽発表では、子どもたちは器楽合奏にも取り組みます。今日の5時間目は、3グループに分かれてそれぞれの曲目「となりのトトロ」「摩訶不思議アドベンチャー(ドラゴンボール)」「ドラえもん」を練習していました。どれも往年の名曲でばかりですので、非常に懐かしい思いで、演奏を聴いておりました。
音楽担当の先生曰く、まだまだ練習の余地はあるとのことなので、残り3週間をかけてどんどん磨きをかけていってほしいと思います!
学習発表会に向けた活動が始まっています。
修学旅行や校外学習を終え、来週からは学習発表会特別時間割が始まります。本校の学習発表会は、英語劇やダンス発表、理科実験や群読など、教科ごとの特色を生かした発表を、当該学年ごとに行います。日本の小中学校ですと、学年や学級単位で発表を行うことが一般的だと思いますので、KJSでは複数の発表を行う分、準備時間もそれ相応のものとなっていますが、その分得られる経験も大きなものです。
本日は、体育の発表となるダンスの練習を高学年が行っている様子を撮影しましたので、ご紹介させていただきます。
修学旅行&校外学習
先週の木曜日~土曜日の三日間のスケジュールで修学旅行に行ってきました。行き先であるクアラルンプールやその近郊の街には、既に行った経験のある子も多くいましたが、家族で行くものと学校で行くものとでは見える景色やものの見え方も変わってくるものです。特に、事前学習で自分や友達が調べていた物事に対する関心は一際深かったようで、「ここ○○さんが発表していましたよね!」と、要所要所で興奮気味に話す子がたくさんいました。非常に良い学習ができたことを、そんな子どもたちの言動からも感じることができます。
また、2~4年生は、先週の木・金曜日にOur Land Eco Farm、Wetland Ramsar Siteという二つの施設で校外学習を行いました。二つの施設では農業体験をしたり、海の生き物に触れることができたりと、学校ではできないような体験活動を行うことができました。これもまた貴重な学びの一つです。KJS全体で、非常に密度の濃い有意義な学びを得ることができた数日間でした!
いよいよ明日は修学旅行!低学年も校外学習へ行きます!
タイトルの通り、明日からいよいよ修学旅行が始まります!夏休み前から準備をしてきましたので、期待値は既に最高潮に達しています。本日は最終確認として、しおりの読み合わせや係の仕事の詰め作業を行いました。できる限りの準備は完了しましたので、あとは体調を整えるだけです!明日の朝は早いので、それに備えて今日は早めに休んでほしいと思います。
一方で低学年は、木曜日金曜日ともに近くの施設へ赴き、校外学習を行います。高学年に負けじと(?)学校の外でたくさん学習を積んできてほしいと思います!
全校朝会・表彰式
本日は全校朝会がありました。その会の中で、先日行われた漢字力・計算力テストの表彰式が行われました。今回は非常に全体の成績が良く、特に計算力の方は、80点以上の合格賞、100点の満点賞ともに今年度一番多くの子どもたちが表彰を受けました。継続は力なり、とよく言いますが、漢字と計算は本当にその通りです。今回のテストに向けて行った努力は、必ず次にも繋がります。この調子で次のテストも頑張ってほしいです!
③ ÷ ÷ = 9 2 7 6 15 4
KJS Library : English 開館!
本日のEnglish Adventureの中で、予てより準備を進めてきた KJS Library : Englishの開館式を行いました。英語の本のみが取り揃えられているので、より一層KJSの英語教育に追い風が吹きそうです!たくさん活用してほしいと思います!
参観授業・修学旅行説明会②
金曜日に、2学期初めての参観授業ならびに、修学旅行保護者説明会の2回目がありました。2時間設けていた参観授業うち、はじめの1時間は修学旅行事前学習発表会を行いました。以前から当ページでも掲載していましたが、修学旅行へ行く5年生以上一人一人が自分の決めたテーマについて調べ学習を行ってきており、この日がその発表の日でした。発表会には、保護者だけでなく、2~4年生の下級生も集まり、先輩たちの頑張りを目に焼き付けていました。先生方の手をほとんど借りることなく、パンフレット作り・スライド作り・発表原稿づくり、それぞれを完遂した子どもたち。見事な発表会となりました。
授業参観後は、2回目の修学旅行保護者説明会を行いました。いよいよ修学旅行は来週です。子どもたちも楽しみそうにしています!
修学旅行特別授業~マラッカはなぜ世界遺産なのか?~
本日の6時間目は、日本の高校で社会科を教えていた先生をお招きして、修学旅行の目的地の一つであるマラッカについての特別授業が行われました。内容はタイトルの通り「なぜマラッカは世界遺産なのか?」。修学旅行でマラッカへ行く子どもたちに一つでも多く価値をもたせたい、そんな願いの込められた授業でした。マラッカ王国建立の歴史的背景や明王朝が誇る大航海者 「鄭和」 との繋がり、更には植民地時代の変遷など、マラッカのこれまでの道のりも併せて学ぶことができました。修学旅行に行くことが、また一つ楽しみになった一時間でした。
2学期最初の漢字力テストを行いました。
本日は2学期最初の漢字力テストがありました。合格賞、さらには満点賞を目指すべく、どの子も高いモチベーションを保ちながら今日のテストに備えて勉強をしてきたようです。中でも中学三年生はお互いの点数を競っていたようで、終わった直後から互いの出来具合を探り合っていました。どんな形であれ、学習に対して動機づけをすることは必要なことです。お互いに刺激し合いながら、学力向上を目指したいですね。明後日の計算力テストも頑張りましょう。
社会人講和~JICA 加藤先生~
木曜日に続き、金曜日も特別授業がありました。本日は、JICAの一員としてコタキナバルの隣の街、ペナンパンで先生を務めておられる加藤先生をお呼びして、小学5年生以上を対象に特別授業をしていただきました。
将来の可能性を一つでも広げてあげたい、そんな想いをおもちの加藤先生は、ご自身がなぜ日本を離れてここマレーシアにいらっしゃったのか、また、どのように国際協力することが望ましいのか、など、貴重な体験談を基に話しをしてくださいました。更に、美術家としての一面もお持ちで、授業前後の時間を利用して児童生徒みんなでアートづくりも行いました。加藤先生、お忙しいところありがとうございました!!
司書さんによる特別授業がありました
本日の5校時に司書さんによる特別授業が行われました。日本で司書を務めていらっしゃる方にコタキナバルまで来ていただき、本日の講師を務めていただきました。講師の先生曰く、「司書は人と本を繋げる役割がある」とのこと。本日の授業は正しく、KJSの子どもたちと本を繋げてもらったような気がしました。
授業の中では、「日本十進分類法」という本を分類するときのルールについて学んだり、読み聞かせをしてくださったりしました。「日本十進分類法」は小学校の国語で勉強する内容でもあるので、プロから学ぶ貴重な機会となりました。また、本校の図書室にある面白い本も紹介してくださり、こんな本があったんだ…!と子どもたちは食い入るようにお話しを聞いていました。
そんな司書さんの思う、最も面白い本は、なんと「地図」なのだそうです。何度も見ても面白いとのことでした。物語から図鑑から地図から、、、やはりプロの守備範囲は次元が違います。ちなみに物語部門で選ぶと、ミヒャエルエンデ著『モモ』だそうです。一つに絞るのは相当に難しいと仰っていましたが、是非ともこの本は読んでみたいですね。
授業だけでなく、午前中は本校の図書館の整理整頓もしてくださいました。本当にありがとうございます。遠いところまで来ていただき、心から感謝の一言です。ぜひ機会がありましたら、第二回もどうぞよろしくお願いいたします!
バナナの花が・・・!
朝トレをしているときのことです。突然6年生の女子から、「先生あれ見たことありますか?」とフェンスの向こうを指さされました。指の先を追ってみるとそこにはバナナの木が。本校のすぐ横にはたくさんの木が生い茂っており、バナナの木もたくさん生えているのですが、その女の子が見せたかったのはバナナの木ではなく、その横に垂れ下がっている、「バナナの花」だったのです。
「私も去年初めて見たんですけど、この花を見れるのはレアなんですよ!」そう紹介してくれました。
周りの変化に気付ける視野の広さと、それを赴任一年目の教員に教えてあげようとする心根の温かさに、こちらの心まで温かくしてもらいました。どうもありがとう。
ENGLISH ADVENTURE!!
昨日から、英語教育拡充を目的とした特別プログラム『ENGULISH ADVENTURE』がスタートしました!40分間のAll English Activityを全校一緒になって行い、より英語に慣れ親しんでもらうことを狙いとしています。記念すべき一回目のこの日は、このプログラムの概要の説明と、自分の好きなことわざや座右の銘を英語でワークシートに書くという簡単なActivityを行いました。ついつい日本語が出てしまうような場面もありましたが、お互いに分からないことを教え合いながら、何とか英語で会話をしようとする様子が見られました。
このプログラムは毎週水曜日の開催予定です。次週から本格的な活動が始まりますので、楽しみです!
体育授業&避難訓練
本日は朝から雨が降っていたため、体育はGF(グランドフロア)の限られたスペースの中で行いました。2学期は走り高跳びから始める予定ですので、その動きの基となる運動を行いました。
2時間目、低学年が体育を行っている最中には緊急避難訓練が実施されました。不審者が侵入したという想定のもと、各先生の指示を聞きながら、安全に避難することができました。子どもたちに事前告知は無かったので、訓練ではなく本当の出来事だと思った子もいたようですが、そんな中でも誰ひとりパニックになることなく冷静な対応ができており、非常に立派でした。
修学旅行の事前準備をしています。
昨日から2学期が始まりましたが、早くも高学年は大忙しです。学校生活最大級と言っても過言ではない大きな行事、修学旅行が約一月後に迫っているからです。夏休み前は事前学習に取り組んできましたが、夏休み明けからは事前“準備”に取り掛かり始めました。<しおり>と<レク>の2グループに分かれて、それぞれの仕事に取り組んでいます!
2学期スタート!
本日から2学期が始まりました。どの子も充実した夏休みを過ごせたようで、始業式に臨む子どもたちの表情はみんな明るく、教室では各々の過ごし方について楽しそうに話し合っている姿も見られました。
KJSにカムバックした2名の仲間も迎え、新制KJSがスタートします。修学旅行や学習発表会など、大きな行事もたくさんありますので、今学期も全員でHustle!していきたいと思います。
1学期終業式
本日で1学期が終了しました。日常の学習活動はもちろんのこと、運動会や現地校交流、Engilish Weekや自然体験活動など様々な活動を通して、心身ともに大きく成長した1学期となりました。
終業式では、校長先生から子どもたちに対してスペシャルプレゼントもありました。最後まで“ツイてる”一日を過ごした子どもたち。夏休みはたくさんリフレッシュして、長期休暇しかできないような貴重な体験をしてきてほしいと思います!
修学旅行保護者説明会がありました
7月24日(水)に修学旅行保護者説明会が開かれました。今年度の説明会は、保護者の方々と一緒に子どもたち自身も参加し、一緒に説明を聞いてもらいました。自分たちの旅行に対して自覚と責任をもってもらうためです。保険やアレルギーなどの難しい話題もありましたが、旅行会社さんのお話しを一生懸命メモをとりながら聞いている子どもたちの姿がありました。
いよいよ来週から夏休みです。修学旅行の事前学習を自宅で行うことを目標としている子もいますので、お休みの間もモチベーションを高めてほしいと思います。
自然体験活動 at CFFM
土曜日は自然体験活動が行われました。今回お伺いした施設Caring For the Future Malaysia で暮らしている現地の子どもたちとKJSの子どもたちで4グループを組み、じゃがいもやさつまいもなどの野菜の収穫やマンゴスチンやパイナップルなどの果物の収穫、さらにはタピオカの収穫といった農業体験を行ったり、そのときに採れた食材を使って全員でカレーライスを作ったりしました。
CFFMさんの理念に則り、カレーに使うお米を焚き火と鍋・飯盒をつかって炊いたり、そこで飼育しているヤギや鶏の命を頂いたりと、自然の恵みに感謝をすることや自分たちの心と体は自分たちで育んでいくことの大切さを、一つ一つの活動から学びました。収穫が終わった果樹を伐採し、その木材を火起こしに使う。そしてその灰や塵を肥料として使い、次の果樹や野菜の恵みを受ける。そんな自然循環がここCFFMにはありました。様々な気付きと学びを得ることができた一日をアテンドしてくださったCFFMのみなさん、本当にありがとうございました。ご縁があれば、ぜひ翌年もよろしくお願いいたします。
ENGLISH WEEK 4日目 <OCEAN DAY>
English Week最終日となった金曜日は、KJS OCEAN DAY として、サバ州漁業省の協力のもと、海洋保全の意識を高めるための特別活動を行いました。以前から子どもたちが進めてきた、絶滅が危ぶまれる海洋生物についてのスピーチコンテストの表彰が行われたり、漁業省から来ていただいた4名の職員さんによるクイズ講和を聞いたりと、一日を通して英語に触れながら海洋自然について学ぶことができました。LUNCH TIMEでは、隙間時間をつかって、漁業省職員のみなさんに子どもたちが日本の伝統遊びである、独楽やだるま落としを紹介している様子も見られました。予め用意していた活動ではなく、子どもたちがその場で考えた自主的な活動だったため、本校教員として非常に嬉しく微笑ましい光景でした。
ENGLISH WEEK 3日目
English Week3日目の本日は、決められたアルファベットから始まる単語をとにかくたくさん書く!というチーム対抗のアクティビティでした。例えば“S”で始まる単語でしたら、star や spring なんかが正答となります。
冷静になるとたくさん出てくる単語も、時間制限の中だと焦りが出て思うように浮かんでこない!そんなハラハラを抱えた、白熱したゲームになりました!
ENGLISH WEEK 2日目 ~LONDON Bridge~
今日はEnglish Week二日目でした!本日の活動プログラムは~LONDON Bridge falling down~を行いました。日本語でも訳されている有名な歌『ロンドン橋 落ちる~ 落ちる~🎵』のオリジナルソングを口ずさみながら、みんなで輪になって歩きます。そして曲が終わったときに、先生たちがつくる橋のところに丁度いた人がアウト!という内容のゲームでした。English+movementで、本日も楽しみながら英語に触れることができました!
今日からスタート!ENGLISH WEEK!!
今日からEnglish Weekが始まりました。本校で力を入れている英語教育の一環として行っているこちらのプログラム。普段は読書や朝トレを行っている始業前の時間に、英語を使ったアクティビティを行います。
本日はその一日目として【English Word Relay】英語しりとりを行いました!チームごとに紙に書いてしりとりを回していくため、ボキャブラリーの手数に加えて正しいスペリング力が求められます!英語がペラペラの子どもたちにとっても、時間内にどれだけ単語を書けるか、ハラハラドキドキのアクティビティとなりました。楽しみながら英語に親しむことができた時間でしたね。明日も楽しみです!
一週間総まとめ
長らく投稿が滞ってしまい、大変申し訳ありませんでした。バージョンアップに手こずってしまいましたが、その分、今後はふんだんに写真を使用することができるようになりました。より一層、KJSの情報発信に努めてまいります。
さて、先週は一度も更新をすることができなかったのですが、色とりどりの毎日を過ごしてきました。今回はそれら全てを一つの記事にさせていただきたいと思います。かなりボリューミーではありますが、最後までご覧いただけると幸いです。
7月9日(火) 大爆笑!3ガガヘッズさん特別公演!
この日の6時間目は、日本のコメディグループ“3ガガヘッズ”さんにご来校いただきKJSのために特別公演をしていただきました。3ガガヘッズさんは日本の芸能事務所【ワハハ本舗】に所属しており、言葉を使わなくても通じる「ビジュアルパフォーマンス」で世界各国を爆笑の渦に巻き込んでいる、お二人組です!今回は、隣国ブルネイで公演予定があったため、KJSにも来ていただく運びとなりました。
お二人曰く、「日本語でパフォーマンスができるのは久しぶり!」とのことでしたが、KJSにとっても日本の方のパフォーマンスを見ることができる機会は滅多になく、終始会場は大盛り上がりでした!言葉を使わなくても通じる。その言葉の通り、年代国籍問わず、ただ見ているだけで面白い!!という最高のコメディを披露していただきました。
公演後には写真撮影やサインにも快く応じて下さり、最後の最後までKJSを楽しませてくださいました。中学部はちょうど定期考査の日だったのですが、その疲れも吹き飛ばすほどのエネルギーを頂きました。3ガガヘッズのみなさん、本当にありがとうございました!機会がありましたら、どうぞまたお越しください!
7月10日11日(水)(木) 第3回漢字力・計算力テスト
今年度三回目の漢字力・計算力テストを実施しました。今回は、中学部の定期考査の時期と重なったため、小学部のみの実施となりました。80点以上の合格賞、そして100点の満点賞を目指して頑張る姿が見られました。
7月12日(金)修学旅行事前学習
修学旅行を充実したものにするための一番のポイントは、“その旅行の中でいくつ学びを得ることができるか”ということにつきます。たくさんの学びと経験を培うことができた修学旅行ほど、児童生徒にとって思い出深いものになるのです。そこでこの日は、より良い学びを得るために事前学習に取り組みました。先生から提示されたテーマの中から自分の興味あるものを一つ選び、それについて調べ学習を進め、最終的にはパンフレット作り&プレゼンを行うという内容です。テーマの中身は、その土地のつくりや歴史的背景、訪ねる施設の詳しい内容や食文化など、多種多様です。
残念ながら希望が被ってしまい第一志望のテーマに設定することができなかった人もいますが、どのテーマも調べる価値のあるものばかりです。土日の間にタブレットを自宅へ持ち帰り、すでにたくさんのことを調べてきた子もいるようです。パンフレット&プレゼンに向けて、お互いに刺激を与えながら、たくさん調べを進めてほしいと思います。
THE OCEAN DAY に向けて、スピーチ練習に励んでいます。
本日の5時間目&6時間目はTHE OCEAN DAY に向けたスピーチコンテストの練習を行いました。子どもたちは、海に住む絶滅危惧種の中から一種類選び、その生き物について調べたことを英文でスピーチをします。今日は色々な先生方に直接スピーチを聞いてもらう時間を設け、多くの先生から講評をいただいていました。スピーチを動画に収める締め切り日は来週10日(水)です。休日にお家で収録しようと考えている子もいるみたいなので、練習してきたことに自信をもって、堂々とスピーチしてほしいです!
毎年恒例 DSFS(現地校)交流を開催しました!
本日は、毎年恒例となっているDSFS交流会を本校にて開催しました!6年生以上の子どもたちが中心となって、リフレッシュメントで日本茶とお菓子を振舞った後は、2,3,4年生は【折り紙】5,6年生は【日本の伝統遊び】そして中学生は【習字】と、それぞれのブースに分かれて日本の伝統を伝えたり、全校で氷オニをして楽しんだりと、午前いっぱい楽しく交流をすることができました。DSFSの子どもたちみんなが笑顔になって楽しんでくれていたので、おもてなしを心がけていたKJSの子どもたちにとっては、大きなやりがいを感じられた一日となったことでしょう。事後振り返りでは、多くの子が高い自己評価をしていたことも頷けます。
本日いらしたDSFSの先生によると、KJSとの交流はかれこれ10年は続いていて、先方にとって最も古くから付き合いのある学校が本校なのだそうです。こういった素敵な交流は、ぜひとも今後も続けていきたいものです。次年度は先方にお伺いする年なので、子どもたちの中にはすでに楽しみにしている子もいるようです。
5・6年生主催 音楽朝会🎵
今回の音楽朝会は、『クラッピングファンタジー第4番 ギャラクシー~銀河を越えて~』という曲目に全校でチャレンジしました。音楽に合わせながらハンドクラップをして、リズムの重なりを楽しむという内容のものです。5・6年生がメインとなって企画・進行をしてくれましたが、説明の仕方やみんなへの声掛けなど、大変上手に進めていた姿に大きな成長を感じました。
本日の授業の様子
ここ最近、運動会をはじめとする行事の特集が多かったため、本日は色々な学年の授業風景をお伝えしたいと思います。
まずは、中学1年生。理科の学習で解剖の実験を行ったようです。イカやタコ、エビの良い匂い?を漂わせながら黙々と取り組んでいました。「先生、水晶体が取れましたー!」と実験後には元気よく見せてくれました。
続いて3,4年生の体育、ハンドボールの学習です。本日は導入の時間だったため、ボールを投げる・取るといった基礎基本の練習をしていました。最後はゴールを使ってPKさながらのゲームをして汗を流したようです。
2年生は図工で工作をしていました。七夕の飾り、とっても上手にできたと見せてくれました。飾るのが楽しみですね!!
自信を胸に、次へ向けて
運動会以前は、ほぼ毎日、朝から運動会関連の活動が入っていましたが、今週からは平常運転に戻ります。
火曜日の全校朝会では、運動会担当の先生と校長先生から、この一か月の運動会へ向けた様々な取組、そして運動会当日の子どもたちの頑張りに対する称賛の言葉が送られました。
ほっと一息つきたいところですが、来週はDSFSという現地校をKJSに迎え、日本の文化や伝統を発信する活動も控えています。運動会で成長した部分を、ぜひとも次の活動に繋げられるよう、一日一日充実した日々を過ごしていけると良いですね。
KJS & JAPAN CLUB 合同運動会!
約一か月間、たくさんの練習を積み重ねてきた運動会練習。ついにその日が来ました!良すぎるくらいの晴天に恵まれ、子どもも大人も、参加者全員で汗だくになって大盛り上がりでした。子どもたちは一つ一つの競技に必死に取り組み、時には涙を流すほど悔しがる姿もありましたが、それもまた運動会の醍醐味でもあります。いつの日かその悔し涙が大きな成長へと遂げるのです。また、競技の途中で、子どもたちにはサプライズで、保護者の皆様による大応援団も披露されました。それまでの競技で少し疲れた表情となっていた子どもたちの顔色が一気に変わりました。やはり保護者の皆様の力は絶大です!!
当日参加してくださった皆様も、これまでの準備に多大なるご支援をいただいた皆様にも心からお礼申し上げます。子どもたちにとって最高の思い出に残る運動会の開催にご協力いただき、ありがとうございました!そして児童生徒のみなさん。本当にこれまでよく頑張りました!まずはゆっくりと体の疲れを癒し、来週からの学校に備えてくださいね。
思い出は一生
いよいよ明日は運動会本番です。明日に向けて、今日は開会式から応援合戦までの流れを確認したり、表現活動を通して行ってみたりしました。練習の最後には中学3年生が自主的に、全体へ向けたメッセージを送ってくれました。「この中の半分以上の人にとって、今年が最後のKJS運動会になります。勝敗関係なく、最後は笑顔で終わりましょう!」最高学年らしいメッセージに胸を打たれました。
また、5時間目には、明日の運動会を最後にKJSを転校してしまうお二人の友達へ向けて、お別れ会が開かれました。総務委員会が企画してくれたレクを楽しんだり、同じ学年の友達からお手紙を読んでもらったりと、お二人にとって最高の一時間となったことでしょう。最後には、転校するお二人からも温かいプレゼントとお別れの言葉を頂きました。お互いに別れを惜しむ、涙溢れる送別会となりました。
運動会リハーサル
本日は、今週土曜日に控える運動会に向けたリハーサルを行いました。本校の運動会は車で5分ほどの距離にある「リカスホッケーフィールド」というところで行います。従って、本番と同じ場所・同じ要領で練習ができるのは、このリハーサルの日が最初で最後なのです。一つ一つの競技の動線や、表現種目の細かい立ち位置など、一生懸命確認していました。
修学旅行説明会
運動会に向けて、毎日汗を流している子どもたちに、本日は別の行事の説明会を行いました。そう、学校にとっての一大行事、修学旅行です!子どもたちも聞かされた瞬間、大喜びでした。
本校では、宿泊学習と修学旅行を隔年で行っており、今年は修学旅行の番です。参加するのは、小学部5・6年と中学部全員です。行き先は毎年違っており、今年はクアラルンプール近郊の街に2泊3日で行く予定です。
本日の説明会では、担当の先生から「修学旅行」の意味と目的についてのお話しを聞きました。楽しみな気持ちをもちながら、聞くところは真剣な眼差しで聞くことができることが素晴らしいと感心しました。
引き取り避難訓練を行いました。
今回は、校内から火災が発生した想定で避難訓練を行いました。避難の基本「お・は・し・も」を各自しっかりと守り、誰ひとり私語をせずに立派に避難をすることができていました。
通常、日本の学校ですと火災の場合は校庭に避難することが多いと思うのですが、KJSの場合、校舎から十分な距離を保てる場所が敷地内にないため、近隣の施設の一画をお借りして、その場所へ避難することになっています。今回の訓練では、その施設まで保護者の方にお迎えに来ていただき、子どもたちを引き渡す訓練も兼ねて行いました。保護者の皆様、ご協力ありがとうございました!
運動会練習アラカルト
スーパーKJSブラザーズ
全員リレー
朝から大雨でした。
今週のスタートは全校朝会からでした。その中で、先週実施した計算力テスト・漢字力テストの表彰も行われました。校長先生からのお話しにもあった通り、点数が良かった人も残念だった人も、今回の結果を次の成長に繋げていけるように頑張ってほしいと思います。
見えにくいですが、敷地の横はまるで湖のようになっていました…。
2時間目の運動会練習は、新種目「ローハイド」の練習をしました。かの有名な西部劇名作映画『ローハイド』からインスパイアされた種目で、ロープ付きのネットに入れられたボールを、数メートル前にある標的(三角コーン)にぶつけて倒すまでの時間を競う種目です。子どもたちは慣れないながらも、どうやったら上手にボールに遠心力が伝わるのか頭を動かしながら練習していました。
借り人ボール運び競争
本日の運動会練習は、「借り人ボール運び競争」でした。借り人競争の要領で、お題カードに書かれた特徴をもつ人物を会場から探し、その人と協力してゴールまでボール運ぶ、という新種目です。ちなみにボールを運ぶときは二人のback to back つまり背中で挟んで運ばなければならないので、この点も人物探しのポイントになりそうです。
今日は集会室でデモンストレーションもやってみました。
※先生方も参加したため、写真が撮影できませんでした。代わりに、学校生活の写真を載せています。ご了承ください。
Tug of war
今日の運動会練習は"Tog of war" 綱引きの日でした。この種目は2回戦目から大人も参加するので子どもたちも気合が入っています。
まずはお手本の映像を見て、どうやったら力を込めて綱を引くことができるのかを学びました。その後は、組ごとに分かれて並び順を決めるなどの作戦会議の時間を取りました。今日は外のコンディションが悪く、実際に綱を引くことができなかったので、次回の練習がより楽しみですね!
運動会練習
6月22日の運動会に向け、子どもたちは毎日練習に励んでいます。先週までは表現『南中ソーラン』を重点的に練習してきましたが、今週から他の競技の練習もスタートしています。
本日は、KJSの伝統競技『ラフレシアをゲットせよ!』の練習を行いました。こちらは子どもたちの作戦が重要になる種目です。重さの異なる3本の綱。どれを誰が引っ張るか、話し合いにも熱が入っていました。
漢字力テスト
計算力テスト
本日は、第二回漢字力テストが行われました。本校では、児童生徒の学力向上ならびに学習習慣の定着のために、およそ月一回のペースで自作テストを実施しています。子どもたちも毎回予習を重ね、意欲的に取り組んでいます!明日は計算力テストの日です。明日も頑張りましょう!
着任式
長らく更新が滞ってしまい、申し訳ありませんでした。
5月20日月曜日に、新年度赴任教員2名がついに本校に着任いたしました。
小学部5年生以上で構成されている総務委員会の子どもたちが中心となって、着任式の後には歓迎会を開いてくれました。自己紹介をしたり、なんでもバスケットをしたりして、全校で新しい先生方の着任をお祝いしました。
令和5年度 学校生活のようす
現地校交流
2月28日(金)SIKK(Sekolah Indonesia Kota Kinabalu)の生徒・先生を本校に招待して交流学習を行いました。
全体で写真を撮った後、リフレッシュメントタイム。小学部5・6年生は家庭科での学習を生かし、緑茶を淹れて日本茶を味わっていただきました。リフレッシュメントを楽しんでもらっている間にも緑茶の説明を実演を入れるなど工夫を凝らして行なっていました。
その後、全体でオープニングセレモニーを行い、SIKKとKJSの仲が今後一層深まるよう確認し合いました。
オープニングセレモニーの後は、日本文化体験です。各教室に分かれて、折り紙や、書道、日本の遊び(けん玉、コマ、紙飛行機)を英語でコミュニケーションをとりながら、一緒にさまざまな体験をしました。教室内には、日本文化を味わってもらいたいという温かい雰囲気に包まれ、素敵な時間を過ごすことができました。ランチには、みんなでお弁当を食べさらに交流を深めました。
このSIKKでの交流会は、相手に日本文化を知ってもらうということに加え、相互理解を深める良い機会になりました。交流をきっかけに、インドネシアという国が子どもたちにとって身近な存在になり、自国、そして世界中の国々に興味・関心をさらに高めて欲しいと願っています。
CFFM訪問
2月15日(木)小学4年生以上の総合的な学習の時間の一環でCFFマレーシア(Caring For the Future Malaysia)への校外学習に行きました。CFFマレーシアは、青年海外協力隊として活動していた安部光彦氏が代表となり、マレーシアに設立を始めた施設です。CFFの理念に基づき、支援する・されるという関係性ではなく、自律性・持続性を維持しながら運営を行う「サステイナブルデザイン構想」のもと、マレーシアのサバ州、パパールに「子どもの家」を開所してから、現在まで安部氏が代表理事としてその運営に従事しています。今回の訪問を通して学習したことを、生徒作文を通して紹介いたします。
「気づきしかなかった日」 中学部2年 U.T.
ずっと前から、私は誰かのために活動している人をメディアなどで見るたびに、強い憧れを抱いていました。安部さんは、マレーシアで施設を立ち上げて、環境や人間関係などに力を入れながら、経営していらっしゃると聞きました。私の憧れにとても重なります。私は、誰かのために何かをしたいと思うけれど、私は何もまだ力がないので何もできません。だからなおさら、自分でやろうと思うことをしっかり実現するということが素晴らしいなと思いました。私も将来、行動できる人になりたいです。またプレゼンテーションで、『どう生きるか』『どう生きたいのか』『自分を大切にすることも大事』という言葉を聞きました。とても印象に残り、自分たちの未来を考えるきっかけになりました。他にも日本人が消極的なのはなんとなく悪いことだと思っていましたが、良いところとも言えるという話を聞けて、良かったです。
物や土地を持続可能に使うには、自分たちで作るということにとても納得がいきました。もちろんいつものご飯も美味しいですが、自分で作るとさらに美味しく感じるからです。当たり前に手に入る物だと、ついそのありがたさや愛着を忘れてしまうことが正直多いと思います。この気づきを活かし自分の生活に取り入れていきたいと思います。多くの動物を見て、そしてその場所でご飯を頂けて、命の大切さに改めて気づきました。肉や野菜などの命を毎日もらっているけど、食べてないと生きていけないということにどうやって私たちは向き合っていけばいいのかと思っていました。安部さんの『可哀想っていうのは逆に無責任』という言葉を聞けて、新しい考えが芽生えました。今まで無責任に牧場などの動物を見るたびに、可哀想と思っていました。しかし、いつも当たり前に食べている肉とその時目の前にいた豚や鳥は全く同じ物なんだなと気づくことができました。近隣の人にだんだんと信用されてきて、最近は協力もしてくれるというエピソードも印象に残っています。安部さんが長い年月をかけて努力した結果なんだなと思いました。そのやっていることに周りが行動を起こすほど、安部さんの影響力は素晴らしいなと思いました。(一部省略)
CFFMに行って気づいた事 小学部 K.I.
私はCFFMに行って安部さんお話を聞き、特に興味を持ったお話が二つありました。
(一部省略)2つ目は5ケアの・自分をケアする、他人をケアにする、環境をケアする、社会をケアする、未来をケアするは、とても大事だと思いました。私の将来の夢は二つあってパティシエールと漫画家です。その未来を大切にしたいです。さらに、自分がどうしたいかと自分がどう見られているかだったら私は、自分がどうしたいかの方が60%でどう見られてるかが40%です。自分がどうしたいかを優先させます。私は友達からいつもすごい子だと認識ほしいと思ってしまうことが多いです。なのでこれからはどう見られてるかを気にしないで、自分がどうしたいかを優先したいです。
今回は色々詳しく教えて頂きありがとうございました。CFFMで買った石鹸を使うのが楽しみです。
社会人講話(2月)
2月1日(水)摂南大学国際学部教授 上田達 様を講師にお呼びして、講演を頂きました。
文化人類学についてマレーシアや東ティモールを中心に活動なさっている上田先生の研究や学生の時のお話を頂きました。今回で第8回目の社会人講話になり、好奇心や適応力が育まれている子どもたちでも、はじめは「文化人類学?」という印象でした。しかしながら「お互いに何か違うこと」、「自分たちの当たり前が、他の文化では当たり前ではなくなること」についてご自身の研究の具体的なお話を頂くことで、次第に興味が喚起されていきました。「マレーシアの文化の良いところ」について子どもから質問され、「相互扶助のようなコミュニティが自然にあるところ」と答えられた時には、会場中に、なるほどという空気が生まれました。改めて多文化共生の国、マレーシアについて考えるきっかけになりました。
新年餅つき大会
1月27日(土)コタキナバル日本人会の主催で新年餅つき大会が行われました。日本人会の方々との交流の場であるとともに、KJSの子どもたちにとっても、お餅つきの体験を楽しんだ後、つきたてのお餅を食べられる貴重な機会でした。
UMS盆踊り(12月)
12月17日(日)の夜にUMS(サバ大学)構内で行われた「Japanese Cultural Night 2023」にゲスト出演しました。サバ大学にあるJapanese Cultural Clubが主催になって毎年実施しているイベントで、マレーシア国歌と日本国歌の斉唱から始まり、日本の盆踊りを模したステージ(櫓)や屋台などが並びます。KJSの児童生徒たちは、学習発表会でのパフォーマンスや「よさこいソーラン節」など、日本の伝統的なダンスをメインステージで披露し、大勢の方の歓声に包まれました。コタキナバルで開催されたこのようなイベントで、地元の多くの人たちと、笑顔で交流できることは、日本とマレーシアの友好関係の象徴だと感じました。
記念講演
12月9日(土)40周年を祝う会の後に瀬尾重治様を講師にお呼びして、40周年記念講演を頂きました。
瀬尾先生は近畿大学水産養殖種苗センター教授、マレーシアサバ大学ボルネオ海洋研究所に客員教授としてコタキナバルで生活をしながら、日々魚類養殖の研究と開発に励んでいる方です。水産養殖分野における国際協力の推進の功績により、令和5年度外務大臣表彰受賞者に選ばれました。
講演ではご自身のことを「魚飼い」だと呼称し、魚類の養殖技術に関しての数々の業績を紹介して頂きました。特に日本でも有名な「近代マグロ」の研究やマレーシアでハタ類の新種養殖に関する研究のお話は、低学年の子どもたちにもわかりやすいお話でした。
研究者としてのご自身の夢や、教育者として自分以上の「魚飼い」を育てたいという強い意志を、終始楽しそうに語られる姿には、年齢に関わらず聴講している方の体が自然と前のめりになってしまうような魅力にあふれていました。
何をするときも「I must~」という考え方でするよりも「I want~」という気持ちをもつことが、何事も続けていくことができるという話には、多くの方の共感が集まり、常にわくわくした表情で楽しそうに研究のお話をして下さる、瀬尾先生の「仕事の流儀」を感じることができました。
40周年を祝う会
12月9日(土)に創立40周年を祝う会が行われました。1983年4月17日に開校したコタキナバル日本人学校(Kinabalu Japanese School)は、ここコタキナバルの地で現地の日本人教育を40年間に渡って担ってきました。これまでKJSに携わってきた多くの方々のご尽力に感謝の気持ちをもち、この先もKJSの良き伝統を引き継いでいく決意を、祝う会の中で全員で共有しました。
40周年の記念に創立40周年記念誌「我らのコタキナバル」を作成いたしました。日本人会図書館の蔵書にありますので本校にご来校の際はぜひ手に取ってご覧ください。
校舎東側にの壁に「40周年記念壁画~海の生き物たち~」を製作いたしました。生き物のデザインからペイントまで、子どもたち一人一人の作品として生み出された生き物たちが、壁の中を泳いでいます。40周年の節目にKJSに在籍するKJSの子どもたちらしさが現れている素敵な壁画が完成しました(左写真)。
学習発表会
11月11日(土)本校創立40周年記念学習発表会が、Majilis Perkhidmatan Masyarakat Sabahで行われました。舞台発表の部は英語合唱「True Colors」で幕を開け、英語劇「The Little Mermaid」社会科発表、体育科発表、国語劇、理科発表、合奏と続き、最後に全校合唱「世界がひとつになるまで」で幕を閉じました。また、展示会場では児童生徒一人一人個性あふれる作品が所狭しと展示されました。
全校の人数が少ないからこそ、一人一人に与えられた役割も多く、約1か月間の練習期間は子どもたちにとって、とてもハードな日々でした。裏を返せば、子どもたちの活躍の場面が多く、やり切った時の充実感・達成感は日本の大規模校の比ではないと思います。学習発表会を通して、子どもたちの自信や同級生との一体感、そしてKJSならではの縦のつながりや、日本人会、地域の方々とローカル校とのつながりがより深くなったことを実感しています。
宿泊体験学習
9月7日(木)、8日(金)自然体験学習の一環としてOUTWARD BOUND SABAHに行ってきました。現地では、自然散策や木登り、ZIPラインなどの体験を通して、自然の素晴らしさに触れたり、現地の方とのコミュニケーションの中で新しいことを学んだり、仲間と協力しながら、同じ体験を共有することで、KJS児童生徒の仲が、より深まりました。小学1年生から中学3年生までの少人数集団の中で、子どもたち同士で学び合い、サポートし合う環境が醸成されていくのが良く分かり、KJSの良さが存分に発揮された活動になりました。
小学5年生以上の高学年は、施設に一泊し、野外炊飯やキャンプファイヤーなど、日本の宿泊学習さながらの活動を体験することもできました。
社会人講話(7月)
7月24日(月)に杉浦亜紗比様を講師にお呼びして、講演を頂きました。
私には3つの顔があります、という話から始まり「美容師としての活動」「マレーシアでのボランティア活動」「日本での養育里親についての活動」を、子どもたちにお話をしてくださいました。
杉浦様ご自身は、人前で話すことは苦手で、過去の経験からコンプレックスがあるけれど、器用にできなくても「想い」があれば伝わることを、これまでの活動で実感しているとお話しされました。より上位の目的・目標があれば、1つ1つの失敗で、足が止まることはないと、子どもたちが実感できるお話が続きました。
また、もらったり、あたえたりするより、分け合うことの幸せを感じているという言葉に、子どもたちは目を輝かせて聞いていました。
自然体験活動(7月)
自然体験学習でTanjung Aru MarineEcosystem Center(TA M E)に行きました。 ボルネオ島に生息する海洋生物、昆虫、植物等の生態や生活との関わりなどについて詳しく教えていただきました。また、ワークショップでは使い終わったコーヒーカップから昆虫の模型を作りました。使い終わったコーヒーカップにはほとんど価値があ
りませんが、3つのコーヒーカップで作った昆虫には新たに価値が生まれることを教わり、3R を大切にしていく意識が高まりました。
サバ大学訪問(6月)
(University Malaysia Sabah Institute for Tropical Biology and Conservation)
6月27日(火)に梶田忠様が客員教授として勤めているサバ大学 ITBC 熱帯生物学・保全研究所に校外学習に伺いました。標本室見学やBorneensis Galleryの見学と梶田様のマングローブ研究についてのお話を通して、多くの学びがありました。
ご自身の研究を説明している梶田様の生き生きとした表情から子どもたちは多くを感じ取り、仕事への希望を抱いていました。
KJS&JAPAN CLUB
合同運動会(6月)
6月24日(土)に運動会が開催されました。本校では、コタキナバル日本人会と合同で運動会を行い、子どもだけではなく、大人の方々も競技に参加します。現地文化を取り入れた「Egg&SpoonRace」や「ラフレシアをゲットせよ」などの他、玉入れや綱引きなど定番の種目で盛り上がりました。また、表現種目として日本伝統の表現でもある「ソーラン節」と「よさこい踊り」ミックスした「よさこいソーラン」を小1~中3までの仲間で創り上げました。
現地校交流会(6月)
ローカル校の1つ、Datuk Simon Fung School(DSFS)を訪問して、現地の子どもたちと様々な交流活動を行いました。バティックの手法を用いた絵付け体験や、サバ州の民族伝統のダンスを通して交流を深めることができました。またリフレッシュの時間には、ピサンゴレン(バナナの揚げ物)やナシレマッ(マレーシア料理)がふるまわれ、心も体も満たされた交流でした。
社会人講話(5月)
日本を中心に活動されているシンガーソングライターでもあり、命のマガジン「メッセンジャー」の編集長をされている杉浦貴之様を講師にお呼びして、講演を頂きました。28歳の頃にじん臓がんを患い、余命宣告を受けてから、今日の活動に至るまでのお話や歌を通してさまざまなメッセージを頂きました。
「生きていることが100点なんだ。」「助けを求められる人になってください。助けてと言える人は強い」という言葉に重みがあり、子どもたちは真剣なまなざしを向けていました。
バティック体験(5月)
バティックとは、ろうけつ染で作られた布で、インドネシアから伝わったとされる伝統工芸。昔は、王宮や一部の貴族のみに着用が許されていて、バティックの模様は王宮を象徴するシンボルだったそうです。
体験はあらかじめ、ろうで描かれた枠組みに、色を付けていくものでした。一人一人の個性があふれるバティック作品が完成しました。
社会人講話(5月)
FRONTIER JAPAN SDN.BHD. 永田明 様を講師にお呼びして、講演を頂きました。子どもの質問に答えていく形式で進行し、仕事のやりがいなどの話を頂きました。
「何も挑戦しなければ失敗しないが、その生き方はでいいのか考えて欲しい。つまづくことは、誰かのせいかもしれないけれど、起き上がらないのは、自分で選択した結果ではないか」というメッセージに子どもたちは、感動している様子でした。