教育目標
自ら学び、心豊かな子どもの育成
児童生徒像
○自ら考え、進んで学習する子ども
○思いやりのある子ども
○からだを鍛え、がんばりぬく子ども
○広く世界に目を向ける子ども
学校経営方針
1 教育目標 「自ら学び 心豊かな子どもの育成 」
(1) 豊かな人間性と国際感覚を身につけた心身ともに健全な児童生徒の育成に努める。
(2) 社会の変化に主体的に対応していく能力と自立していく態度の育成に努める。
2 教育目標を達成するための基本方針
(1) 教職員相互の理解と信頼を確立し,相互に啓発しあい,すべての教育活動を通して教育目標の達成を目指す。
(2) 日本人学校としての特性を生かし,広い視野と国際感覚を身につけた日本人を育成するために,指導方法の工夫・改善を図り,児童生徒の個性の伸長と学力の向上に努める。
(3) PTA・日本人会・その他地域の教育力を活用し,児童生徒の自ら学ぶ意欲と態度を育成するための教育に努める。
(1) コタキナバル日本人学校の伝統を大切にし,よりよい文化の創造に努める。
・ 少人数のよさを生かし,一人一人に合わせた教育活動を推進する。
・ 小中一貫校として,教育活動の諸場面で,両学部の連携した教育を進める。
・ コタキナバル(マレーシア)の自然や文化に学ぶ教育活動の実践を図る。
(2) 計画,実践,評価,改善(PDCA)のサイクルを生かし,学校評価をもとに教育活動の改善・充実に努め,特色ある教育課程をつくる。
・教職員の創意を生かし,児童生徒が主体的に学ぶ教育活動を推進する。
・活力ある学級経営を推進し,学校行事や特別活動等において,児童生徒の活躍する場を設定する。
・学校行事や体験活動を工夫し,集団の一員としての自覚を高め,児童生徒の自主性を育む
(3) 分かる授業の実践に努めるとともに,全校体制で取り組む学力向上策を明確にし,児童生徒一 人一人の学力の着実な向上を図る
・ 基礎基本の定着のための施策(漢字・計算力テスト等)を実施する。
・ 教育活動全体を通じて,国語力(読む・聞く・話す・書く)の向上を目指す.
・ 指導方法や指導体制を工夫し,個に応じた指導を充実する。
(4) 小規模校のよさを生かした人間関係づくり(全校,学級)に努め,一人一人が自己肯定感をもつことができる生徒指導の一層の充実を図る。
・ 一人一人のよさや違いを認め合う温かい人間関係づくりを行い,特別活動等で児童生徒が主体的に活動できる場を設定する。
・ 情報交換を密にし,全職員の共通認識・共通実践により,いじめ等の問題の早期発見・早期対応に努める。
・ 児童生徒と教師および児童生徒相互の信頼関係を築き、望ましい人間関係を育成する。
(5) 道徳教育や環境教育を充実させ,心の教育を推進する。
・思いやりのある豊かな心を育て,温かみのある人間関係を深める道徳教育を実践する。
・家庭・地域社会と連携し,礼儀正しい児童生徒を育成する。
・コタキナバル(マレーシア)の環境保全活動に学び,自然を守る意識の高揚を図る。
(6) 生涯にわたる健康的な心身の発達を助成するための活動を推進するとともに,安全教育の充実を図る
・朝トレ,全校水泳など,学校全体で継続した体力づくりを行う。
・全校遊びやプレイタイムを通じて,進んで運動に参加し,健康な心身を培う態度を養う。
・自ら健康な体を保つよう,保健や安全面の教育を充実する。
(7) 互いに学び,協働する指導(研修)体制を確立し,厳正な服務・勤務を行う。
・少人数の職員集団を生かし,少数精鋭の組織となるよう連携に努める。
・日本人学校に勤務する教育公務員の使命と責任の重さを自覚した行動に努める。
・研修は,教師の生命線であることを自覚し,主体的な教育研究を推進する。
(8) 国際理解教育の推進と外国語能力の向上を図る。
・体験学習を積極的に取り入れ,マレーシアの社会・自然・文化などについて理解を深める教育を推進する。
・日本の伝統文化・歴史などを学び,日本についての理解を深める。
・小中一貫英語会話のカリキュラム(総合的な学習の時間でのマレー語)に沿って,習熟度に応じた指導を行う。
(9) 学校を開き,保護者や地域,関係機関と連携し,信頼感に支えられた教育活動を展開する。
・学校だよりや学校HP等を活用し、保護者・地域への説明責任を果たす。
・地域の専門家等やボランティアを活用し,地域と連携した教育活動を展開する。
・日本人会や関係機関と連携した教育活動を一層推進する。